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モルタル外壁とは??

モルタル外壁とは??

~モルタル外壁とは??~

こんにちは(^-^)
ホーミーズ広報部 神山です♪

本日のブログは前回に引き続き…
外壁材についてのお話、第2弾!!

 

「モルタル」という名称は
皆さまも馴染みのあるものではないでしょうか?

1990年以前にはとくに
戸建て住宅によく採用されていた外壁材!

窯業系サイディングが主流になってきた昨今、
新築時にモルタル壁が採用されることは
少なくなってきましたが、当然今でも
モルタル壁の戸建て住宅は沢山あります♪
 

モルタル外壁とは??

モルタルの素材は
セメント・水・砂を混ぜ合わせて作られます。
コンクリートと異なる部分と言えば、
粗骨材となる砂利が含まれていない
というところです(^^)

特徴としては
柔軟性があるため、外壁の他にも
レンガ・ブロックの接着剤としても使用されます!
装飾性も高いため、仕上げ材として
大変適した素材なのです♪

※強度としては不十分な面があるため
建物の「構造体」としては使用されません。

モルタル外壁とは??

モルタル壁の仕上げ方は、大きく分けて
4種類あります♪

 

●リシン吹付

モルタル外壁とは??

粉上に砕いた石に
セメントや樹脂、接着剤などを混ぜて
吹付けたものです。
1970年~1980年代には
モルタル壁の仕上げ材として
よく採用されていました!

表面が細かく、ザラザラした砂壁のような
手触りが特徴です。

 


●スタッコ

モルタル外壁とは??

石炭と水、セメント、砂等を混ぜて
吹付けて仕上げます。
リシンにもっと厚みを持たせたような
仕上がりになります!
吹付けた後、ローラーでつぶしていくことで
重圧感のある外壁を作ります。

 

 

●吹付タイル

モルタル外壁とは??

樹脂等の結合剤と、ケイ石、寒水石、資材など
混ぜ合わせてできた材料を、
「タイルガン」という
口径の大きな塗装機で吹付けます!
その後、ローラーやコテで整えて仕上げます。

 

 

●左官仕上げ

モルタル外壁とは??

左官職人が、主にコテを使用して仕上げます。
職人の熟練した技が必須!!
ハンドメイド感・オリジナル感もあり
特別な仕上げ法で好まれる方も多いです♪

モルタル外壁とは??

【防火性に優れている】
素材がセメント・水・砂なので
防火性にも大変優れており、
万が一の火災の際にも有毒ガスは発生しません

 

【繋ぎ目のない滑らかな仕上がり】
窯業系サイディングと違い
外壁同士の繋ぎ目(目地部分)が無く、
コーキングの補修が不要なのです!

 

【自由なデザイン】
モルタル壁は意匠性に優れているため
様々な装飾が可能です!

左官職人がコテで直接施工するため
例えば丸みのある形を形成し、
アーチ型や波状などデザイン性を持たせる
といったオシャレな戸建て住宅も
よく見かけます(^^♪

私は以前、まるで「塔」のような箇所のある
戸建て住宅を見かけた時、素敵だな~!と
ついつい見入ってしまいました(∩´∀`)

自由度の高さで言えばモルタルは圧勝ですね♪

熊本市中央区帯山S様邸屋根・外壁塗装施工事例
《アーチ型の玄関ポーチ》

 

  

デメリット

【工期が長い】
職人の手によって施工されるモルタル壁は
当然工期が長くかかります。
また、しっかり固まるまでの乾燥時間も
十分に必要です。

 

【防水性が低い】
窯業系サイディングと同様に
モルタルの主成分はセメントのため
防水機能が著しく低いのです(*_*)

表面に施された塗膜が、紫外線や雨により
経年劣化し塗膜が剥がれていきます。
むき出しになったモルタル壁は
防水機能を失い、雨水が浸入して
住宅内部の破損に繋がっていきます。

モルタル壁は凸凹した形状が特徴的ですが
汚れや湿気も溜まりやすく
劣化を助長してしまうケースも多々あります。

 

【ひび割れしやすい】
クラック(ひび割れ)が発生しやすい
というのはモルタルの最大の特徴でもあります。

窯業系サイディングのように
外壁材同士の繋ぎ目がないため、
地震の揺れなどに対応しにくく
クラックが発生しやすい素材です。

クラックは最も注意しておきたい症状です!

ひび割れた箇所から、簡単に雨水が浸入してしまう為
放置せずしっかりと補修しましょう(^-^)

 

モルタル外壁とは??

ホーミーズが取り扱う塗料には
なんと…
伸びる塗膜があります!

伸びる塗膜

こちらの塗料は
6倍の伸縮性を持つ塗膜になるのです!

実際に体験してみましたところ…
とても強度のある塗膜で驚きです!!

外壁にクラックが発生しても
塗膜が伸びるため、ひび割れの隙間を
塗膜が保護!

雨水の侵入を防いでくれます(^-^)

最近はとても高品質な塗料があるので
それぞれのおうちに合った塗料を選べますね♪

 

また、発生してしまったクラックは
塗装工事の際、ひび割れた箇所を埋める工事を
行いますので、安心してお任せください!

 

モルタル外壁とは??

前述のとおり、ひび割れしやすいモルタル壁。
劣化を放置してしまうと屋内への影響もあるため
しっかりとメンテナンスが必要になります。

モルタル壁の主な劣化症状と、
セルフチェックの方法をお伝えします♪

 

【クラック】
いわゆる「ひび割れ」です。
クラックには大きさや幅によって
2つの種類に分類されます。

 

①ヘアークラック

幅0.2~0.3mm以下・深さ4mm以下のクラックは
ヘアークラックと呼びます。
建物の構造や内部の鉄筋が錆びることはない
軽度のものなので、メンテナンスの緊急性
としては高くはありません♪

 

②構造クラック

幅0.3mm以上・深さ5mm以上のものは
構造クラックと呼び、緊急性の高い
大きなクラックと言えます。

雨水が浸入しやすい状態なので
早急に補修が必要になります。

 

【チョーキング】
外壁を手で触って粉のようなものがついたら
チョーキング現象のサインです。

塗膜の劣化により
塗料に含まれる顔料がむき出しの状態
になっています。
樹脂が破壊され、防水機能が失われている
サインとなりますので
早めの塗り替え工事が必要です!

 

【雨だれ】
開口部付近によく見かける雨だれ。
窓部分などに溜まったホコリや汚染物質が
雨水により洗い流され発生します。


油分などが混ざる場合もあるため、
こすってもなかなか除去できない雨だれは
塗り替え工事の際、高圧洗浄機で汚れを落とし、
低汚染塗料などを使用することをお勧めします♪

 

【コケ・藻】
美観を損なうのはもちろんですが、
コケは「根酸」と呼ばれる酸性物質を放出し、
本来アルカリ性であるセメントを
中性化させてしまいます。
素地自体を脆くしてしまうため、
コケは侮れない劣化症状です。

また、モルタル壁は凸凹した形状により
水が停滞しやすく、コケ・藻も発生しやすい
外壁材です。

 

 

●クラック
●チョーキング
●雨だれ
●コケ・藻

は、簡単にチェックできる劣化症状なので
是非セルフチェックしてみてください(^-^)

 

 

まとめ

モルタル壁について
参考になりましたでしょうか?(^-^)

ホーミーズでもたくさんの
モルタル外壁の施工事例がございますので
是非、施工事例も参考にされてみて下さい♪

 

 

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