~塗装工事で最も重要な下地処理!!~
みなさんこんにちは、ホーミーズの藤本です。
本日は塗装工事において最も重要となる下地
処理についてご説明していきます。
ただ下地処理と言っても塗装工事では、
どのような下地処理があるのかわからない
ですよね⁈
そこで本日は下地処理の工法別にその役割等
を詳しくご説明していきます!!
ではさっそく!
現在、戸建て住宅にはさまざまな素材の外壁
・屋根がございます。
もちろん素材ごとに下地処理の方法が
異なります。
下地に合った処理法を行わないと後に不具合を
生じますので今回はご自身のお家と照らし合わ
せながらチェックしてみてください!
■高圧洗浄
水圧100~150kgの高圧ジェット洗浄で
長年の汚れをしっかり取り除き、下地を
きれいな状態にします。
高圧洗浄はほぼ全ての下地に共通して行う
下地処理になり、最も重要な作業になります。
汚れが付着している下地の上から、どんなに
良い塗料を塗装しても下地と塗膜の間には汚れ
が付着していますので、後の膨れや剥がれに
繋がります。
新たな塗装をしっかりと密着させるためには、
汚れをしっかりと高圧洗浄で取り除くことが
重要になるのです。
■ケレン
ケレンとは、汚れやサビ、剥がれかけている
脆弱な塗膜を取り除く下地処理のことを言う。
表面を専用の道具で擦り、汚れやサビ、脆弱
塗膜を取り除くケレンと金属やプラスチック
素材や初めて塗装するカ所に意図的に細かい
キズをつけて塗料の密着面積を増やす(目粗し)
があります。どちらも下地と塗料との密着力
を上げるために行います。
■目地シーリング補修
シーリング材とは、外壁材と外壁材の隙間に
埋めるゴム状の材料のことを言います。
シーリング材は一般的に外壁に塗る塗料よりも
耐用年数が短いため早めに劣化が生じます。
そしてシーリング補修には2つの工法が
あります。
・増し打ち工法
増し打ち工法は、既存のシーリング材を撤去
せずに上から充填する工法です。
劣化の進行度によりますがALC外壁等に
用いる工法です。
・打ち替え工法
打ち替え工法は、既存のシーリングを撤去し
新たにシーリング材を充填する工法です。
サイディングボードは基本この工法になります。
打ち替え工法施工手順
ホーミーズではシーリングは原則打ち替え工法を推奨しています。
■クラック(ひび割れ)補修
モルタルやコンクリート壁でみられる壁内部
まで達しているような大きなひび割れでは、
雨水の侵入により壁内部の木部・鉄などを
腐食させてしまいます。
ひび割れの状態に応じた最適な補修を行い、
建物の防水性を高めます。
・ヘアークラック
ヘアークラックとは、幅が0.2~0.3mm程度
で細く、深さがないもの。
補修方法は弾性塗料の刷り込みや
シーリング処理となります。
・構造クラック
構造クラックとは、幅0.3mm以上、深さ5mm
以上のものを言います。
補修方法は、シーリング処理又はシーリング処理
は補修跡が出やすいので、極力目立たせないため
カチオン系下地調整材を用いると良いでしょう!
■防錆処理
防錆処理は鉄部の錆止め塗装になります。
錆止め塗装は主に棟板金(↑画像)金属屋根、
金属サイディングに行います。
現状サビが発生している場合もサビが無い
場合も原則鉄部には錆止め塗装を行います。
特に現状で錆が発生している場合、そのまま
塗装してしまうと、錆がでてきます。サビの
進行を食い止めることもできません。
防錆処理は必ず行いましょう!!
以上の下地調整が適切に行われて初めて塗料
性能が発揮されます。
『塗るだけ』と思われる塗装。
しかし、一番大事なことは、手間暇がかかり
、地道な作業の下地調整なのです。
屋根・外壁塗装は下地できまる!
と言っても過言ではありません。
みなさん、下地処理の重要性
お分かりいただけましたか⁈
みなさんのお家と照らし合わせ、どのような
下地処理が必要なのか⁈
塗装をご検討の際はこの下地処理もしっかりと
頭の中に入れておかれると失敗しない塗装工事
となるのではないでしょうか!!
みなさんの塗装工事の成功のお役に立てたら幸いです。
ではまた!
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ご相談ください!!